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飛狐外傳

 

飛狐外傳/Legend Of The Fox
1980年作品

金庸原作の武侠小説をショウ・ブラザース製作、張徹監督で映画化した作品。主演に錢小豪、五毒メンバーの郭追・鹿峰・江生。約二時間の大作であります。


それは激しい雨の日の事。主人公・錢小豪(右)と叔父の黎友興(左)は、ある屋敷で雨宿りをさせてもらっていた。そこへ盗賊団を率いる余太平、江生と妻の楚湘雲、幼い子供を連れた郭追という面々が相次いで雨宿りにやってくる。その様子を見て驚愕の表情を浮かべる黎友興。その場に緊張感が走る。彼らの間には因縁があり、錢小豪の今は亡き両親の死にも関わっているという。そのいきさつを良く知る人物である黎友興は、18年前のある出来事について静かに語り始めた。

ストーリーテラー的役割の黎友興がそれぞれの過去を錢小豪に話して聞かせる形で進み、江生・郭追達の間にいったい何があったのか?そして、これからの展開はどうなる?と思わず引き込まれる秀逸なオープニングです。


本作では悪党の江生(左)と、“金面佛/Golden Face Budda”の異名を取る無敵の男・郭追(右)

回想シーンへ

18年前、黎友興は客棧で働いていた。そこへ錢小豪の父で凄腕の剣士・鹿峰が身重の妻・潘冰嫦を連れてやって来る。産気づく潘冰嫦を、当時町医者だった余太平が介助し無事出産。客棧内では祝宴が催される。

その夜、鹿峰の元へ郭追が弟分の江生らと共に挑戦に現れる。
なんかこの辺からややこしくて理解困難に・・・


祝宴を終えた翌日、鹿峰は郭追の挑戦を受ける。素晴らしい刀術戦を繰り広げる五毒の二人




二人の腕は全くの互角。夜が更けても決着がつかず、勝負は翌日に持ち越しに。いつしか二人は互いを認め合い友情が芽生える。それを良く思わない江生は余太平を使い、二人の刀に毒を塗らせる。あくる日、再び戦いを始める鹿峰と郭追。またも互角の戦いになるが、郭追の刀が鹿峰の腕をかすめ、毒にやられた鹿峰はあえなく死亡。妻の潘冰嫦も後を追い自害してしまう。「残った子供も殺してしまえ」と余太平に命じる江生。しかし、すんでのところで黎友興が救い出し逃走。追ってきた江生に片腕を切り落とされながらもなんとか逃げ延びる。で、回想シーン終了。



盗賊団と屋敷の住人達との間で乱闘が始まる。錢小豪も加わり、父の仇の一人である余太平に闘いを挑む。見事な刀さばきで勝利した錢小豪は、既に屋敷から立ち去っていた郭追の行方を捜しに向かう。その郭追、江生の策略で手紙にふりかけられた毒を目に受け盲目状態に。江生の手下達の襲撃を受けたところを錢小豪に助けられる。

郭追「若者、お前の名は?」
錢小豪「友を助けるのに名前は重要ではない」
郭追「好!この郭追には生涯の友が二人いる。一人は大侠・鹿峰。もう一人は名も知らぬお前だ」(テキトー訳)

てな感じの中々カッコいいやりとりがあったりします。


郭追の命を狙い再び襲ってきた江生に戦いを挑む錢小豪だったが、ここでは決着つかず


錢小豪が探してきた毒と薬の専門家・黄敏儀に目の治療を受ける郭追


クライマックス。両親の墓の前に佇む錢小豪の前に江生が現れる。

「鹿峰家の刀術を使い、今こうして鹿峰の墓の前にいる・・お前はいったい何者だ?」
「俺は大侠・鹿峰の息子、錢小豪だ!」

かくしてラストバトルは始まった。






王力と譚鎮渡という五毒作品お馴染みの二人を投入する江生。3対1の苦しい戦いになる


そこへ目が治った郭追が颯爽と登場!うわ、カッコいいではないか。それにしてもこの人は毎回オイシイ役だね~。


「郭追伯父さん!目は大丈夫ですか?」
「伯父さんだと!?・・・・・お前は鹿峰の息子だったのか!」

盛り上がってまいりました。




ここでもスピーディな刀術戦が堪能できる



江生を倒した郭追は錢小豪に「両親の敵を討つのだ!」と、とどめを促す。そして本懐を遂げた錢小豪は、郭追の前に跪き感謝の意を表すのだった。


僕は原作を未読なのですが十分楽しめました。原作を知らない分、余計な先入観の無い状態で観たのが良かったのかもしれないですね。ただ武侠モノ特有のややこしさがあり、しっかり内容を理解しようとして観るとちょっと厳しい面もあります。それでも登場人物達のキャラは良いしアクションも流石の出来ということで、あまり深く考えずに画面を追う分にはかなり面白いので気に入ってます。国内盤の発売を是非お願いしたい一本です。
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2009年02月25日 | Comments(0) | Trackback(0) | 五毒関連

仮面復讐拳

 

叉手/Masked Avengers
1981年作品

この作品もいよいよ国内盤が出ますね(『残酷復讐拳』と同時発売)。一度延期になってから長かった・・

※ネタバレ注意
え~本作は一応ミステリー仕立てのストーリーとなっています。国内盤も出る事ですしこれから初めて観るという方、知りたくない方はご注意を。

主な登場人物

左から郭追・江生・錢小豪


左から鹿峰・朱客・王力


いきなり怪しい仮面の男達による襲撃シーンから幕を開ける本作。
インパクトあるオープニングだ。

残忍極まりないやり方で殺戮を繰り返す謎の魔教集団が猛威を振るっていた。彼らは全員不気味な仮面を着けており正体不明の上神出鬼没の為、中々捕らえる事ができない。






三人の幹部は黄金の仮面を着けている


彼らの行方を追う江生とその仲間達は、魔教集団のアジトがあるとの情報を聞きつけ、景陽という街の古い宿を拠点に捜索を開始する。

その後も魔教集団によって仲間が次々殺されてゆく。
錢小豪は、武術を身に付けている宿の料理人・郭追が幹部の一人なのではないかとニラみ動きを監視するが郭追の男気と正義の心を感じ取り、次第に友情が芽生えていく。そして、郭追は錢小豪に自分の過去を明かすのだった。


郭追は以前魔教集団の第二幹部であったが、集団の極悪非道なやり方に反発し脱退していた。


クライマックス、魔教集団のアジトへ乗り込む郭追・江生達

巨大なギロチン状の入り口。他にも色々な仕掛けがしてあって面白い


アジト内部。なんじゃこりゃ


迫力の集団バトル開始




幹部クラスは特製の入場ゴンドラで降りてくる。なんだその無駄に華やかな演出(笑)。おまけに、近づくと壁から矢だの硫酸だのが発射され、入場の邪魔ができないようになっているという念の入れよう。


それぞれが見事な武器さばき。特に朱客の動きが印象に残った



全編に漂う独特のおどろおどろしさ、胡散臭さが気に入ってます。
敵が仮面を着けていて正体が分からないという点など『五毒拳』に通じる部分も。ラストのウエポン戦は素晴らしく、そのスピード感溢れる戦いは目を見張るほど。様々な武器をまるで自分の体の一部のごとく自在に使いこなす出演者達の技量には本当に感服させられる。
2008年11月01日 | Comments(1) | Trackback(0) | 五毒関連

鐵旗門

 

鐵旗門/The Flag Of Iron
1980年作品

五毒の郭追・鹿峰・江生が主演のショウ・ブラザース作品。


左から江生・郭追・鹿峰

鐵旗門と鷹堂という対立する二つの組織。
ある夜両党揃っての酒宴が催されるが、これは鐵旗門の制圧を目論む鷹堂首領の仕組んだ罠で、宴の最中に鐵旗門を襲撃し両党入り乱れての大乱闘に。そこへ謎の男・白衣浪子(龍天翔)が現れ、鐵旗門の首領に致命傷を負わせる。








首領は死の間際、義侠心の強い郭追を自分の後継者にと伝えようとするが、そこへ割って入った鹿峰が強引に首領の座に収まってしまう。

そこへ警察がやって来て、この戦いで鷹堂首領他多数の人間を殺した罪に問われる新首領・鹿峰。その身代わりに罪を被った郭追は、ほとぼりが冷めるまで街を離れ遠くへ身を隠す事に。







食堂の下働きをする郭追の元に、次々と刺客が送り込まれて来る。その都度撃退するが、実は勤め先の食堂の従業員達も刺客なのであった。で、バトルに。そこへ龍天翔が再び現れ郭追に加勢。龍天翔は悪人しか殺さない正義の殺し屋なのだが、鹿峰に騙されて英雄である鐵旗門首領を殺してしまったのだという。これまでの事は全て鹿峰の差し金だったのだ。


龍天翔扮する、白装束に身を包み銀の手槍を操るクールな殺し屋・白衣浪子というキャラクターがカッコいい


この頃とえらい変わりようだw(決鬥死亡塔より)


真相を知り、鹿峰の元へ乗り込む郭追・江生・龍天翔


ラストバトル。大旗を振り回してのウエポン戦は迫力あり










渋く男っぽい雰囲気の作品で、シリアスかつハードなストーリー展開に思わず引き込まれてしまう傑作だ。アクションは彼らの作品にしては比較的抑え目のような気もするがラストバトルはさすがの出来で、得意のアクロバットを織り交ぜたハイテンポな闘いが楽しめる。
2008年09月07日 | Comments(0) | Trackback(0) | 五毒関連

雑技亡命隊

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雑技亡命隊/The Daredevils
1979年作品

先日、旅行の際宿泊したホテルで『中国雑技団ショー』が開催されていた。最初はあまり気乗りがしなかったが、見なきゃ損だと言われ渋々見てみるとこれが凄い!10mくらい積み重ねた椅子の上での倒立(命綱なし)や、お約束・10数人で1台の自転車に乗る等々人間離れした空中アクロバットや軟体技にビックリ。いや~面白かった。団員さんの中にちょっと黄杏秀似のキレイなおねぃさんがいて萌えたりなんかして(アホ)終演後近くに来たので思わず握手してもらってしまった・・て、んな事はど-でもいい。その他、武器を操ったり功夫っぽい動きも少しあって思わず「おぉ!雑技亡命隊だ」と、この五毒作品の事を思い出したのでした。




五毒作品で、メンバー5人全員が仲間の設定なのは本作のみ。貴重な5ショット

軍隊の師団長である父親を、部下の王力による軍事クーデターで失った羅莽は弟の犠牲によって逃げ延び、街頭で雑技をやって生活する友人達(郭追・鹿峰・江生・孫建)の元に身を寄せる。復讐を決意した羅莽、「これは自分の問題だから独りでカタを付ける。もし生きて戻れたらまた会おう」という置手紙を残し、単身王力軍の本部へ乗り込む。


この作品の羅莽はもう、まんまブルース・リー。元々この人リーさん意識してるなぁとは思っていたが・・


ラスボス、軍事クーデターの首謀者・王力


ヌンチャクvsサイ。迫力のウエポン戦


懸命に闘う羅莽だったが、多勢に無勢。最後は憲兵達に銃殺されてしまう。それ何て精武門?


羅莽が死んだ事を知った4人は復讐の為、王力達を倉庫に誘い出す。


やたらカッコいい本作の鹿峰。心なしかちょっと男前に見える(笑)

倉庫でのラストバトル





雑技団クンフー炸裂!息の合った超絶アクロバットは必見


一方その頃

孫建は軍の本部で立ち回りの末銃殺される


王力を倒した3人だったが、駆けつけた軍隊によって倉庫は包囲されていた。もはや3人揃って脱出することは不可能。で、ジャンケンで負けた1人がおとりになる事に・・・

毎回出演者もほとんど同じで、「どれも同じに見える」という印象を持つ人も少なからずいるであろう張徹監督五毒作品だが、今作は功夫アクションに中国雑技団の技を取り入れる事によって他の作品との差別化を図っている。ラスト、倉庫のスペースを目一杯使った雑技団クンフーバトルは素晴らしい出来栄えで、五毒アクロバット部門担当の郭追・鹿峰・江生による呼吸ピッタリのアクションが堪能出来る。羅莽のプチ精武門も前半の大きな見せ場となっており強烈な印象。理屈抜きに楽しめる娯楽作品であります。
2008年08月02日 | Comments(0) | Trackback(0) | 五毒関連

九子天魔

 

九子天魔/妖魔奇兵/Nine Demons/The Demons
1983年作品

五毒の江生と鹿峯が出演している台湾作品。監督は張徹だが、江生と鹿峯の名前もクレジットされており共同名義という事のようだ。主演の程天賜は、張徹後期作品や台湾作品等で活躍したスターで、派手さはそれほど無いもののアクションの腕はなかなか。武術指導は、その程天賜と江生・鹿峯の三人が担当している。

今は亡き元祖クンフー映画レビューサイトで、この作品が『 カス! 』という素敵な評価を頂戴していたのが印象に残っている。でも当時の僕は、「結構面白そうなんじゃね?一応五毒関連だし。ま、あれだ・・好みは人それぞれだし、俺はチープなバカ映画も嫌いじゃないし。結構気に入っちゃったりしたりなんかしてハハハ」てな感じで結構惹かれるものがあったのでした。で、観てみた。え~率直な感想を申しますと・・


『  カ  ス !! 』  です。

だってつまんね~んだもんよ。久々に来たな~コレ。



賊の襲撃に遭い、応戦するも師匠と父親を殺害された主人公・程天賜


命からがら逃げ出したが、突然地面から煙が噴き出し変な空間に落ちてしまう。


そこへ現れたのは、“地獄の黒王子!”突然「お前の望みを言ってみろ」みたいな事を問われる程天賜。復讐したい旨を話すと、力を授ける代わりに封印されている9匹の子鬼を開放しお前の体に憑り付かせるとのこと。

交渉成立



地獄のダークヒーロー?に変身!・・なんじゃこりゃ。
つか、なんで俺こんなのセッセとキャプしてんだ?

で、9匹の子鬼開放

なんかね・・・この子鬼達が全然可愛くなくて、むしろ何か気持ち悪いのよ。
おまけに結構凶暴で、人にガブガブ噛み付いて血を吸ったりする。


地獄のパワーを身に付けた程天賜だったが、一向に盛り上がらずダルイ展開にたまらず早送り。普段、初見時は早送りしないんだが・・。40分後、ようやく江生と鹿峯登場。しかし五毒の二人が登場しても、もはやこの萎えきった気持ちは変わらずまた早送り。途中、何かおかしいなと思ったら早送り中に江生死亡してました。


ラストは鹿峯率いる悪人軍団と池を舞台に水面バトル

水上スキー?で登場のホンコンさんご一行






またまた気持ち悪い子鬼君達登場。いやーかわいいねぇ(棒読み)


最後は程天賜が鹿峯を倒し、徳の高い坊さんが出てきて子鬼達を再び封じ込めて劇終。
なんだかよくワカラン。


あぁやっと終わった。とりあえずお疲れ。


ダメだこりゃ!

とにかくつまらないの一言。やりようによってはハチャメチャで楽しいバカ映画になったような気がしないでもないが・・・ヒーロー物的要素も練られていないし、せめて子鬼達を可愛らしく親しみ易いキャラにしてれば本作のウリになったかもしれないのに、オカルト路線を狙ったのか必要以上に凶暴だし・・。アクションも悪くはないが江生鹿峯程天賜の武術指導なら、もっと良いものが出来たような気が。
2008年06月20日 | Comments(0) | Trackback(0) | 五毒関連
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