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新・片腕必殺剣

 

新獨臂刀/The New One-Armed Swordsman
1971年作品

お気に入り中のお気に入り作品で、よくBGV代わりに流すのですが毎回見入ってしまいます(笑)
王羽(ジミーさん)主演で大ヒットを記録した『獨臂刀』シリーズの後を受け、二代目獨臂刀に邵氏売り出し中のスター・姜大衛(デビッド・チャン)を迎え製作された(その辺の経緯は有名なので省略)大傑作であります。


卓越した二刀流の技を持つ若き剣士・姜大衛は、江湖の世界で急速に名を上げつつあった。そんな彼を邪魔に思った大侠・谷峰は綿密な策略で無実の罪を着せ、自分と対決するよう仕向ける。「自分が負けたら右腕を切り、足を洗う」と言う谷峰に、血気盛んな姜大衛は「俺が負けたら同じようにする」と豪語。


三節棍の達人・谷峰は、大侠として尊敬を集めているが、本当の顔は江湖を牛耳ろうと目論む残忍かつ狡猾な悪党である。


三節棍が出てくる映画は数あれど、本作のコレが一番好きだ。恐るべき威力を誇る極悪兵器として、説得力十分の巧い見せ方がなされている。


二刀流破りの技を持つ谷峰の前に完敗を喫する姜大衛。約束通り自ら右腕を切り落とし、江湖から姿を消す。


小さな食堂で働き始めた姜大衛は、落ちぶれた今の自分の姿に苦悩する日々を送っていた。ある日、鍛冶屋の娘・李菁が悪の巣窟・虎威山荘の幹部二人にちょっかいを出されているところを助けようとするが、武術を捨てた上に片腕の彼は逆に痛めつけられてしまう。


そんな姜大衛を助けたのは、同じ二刀流の剣士・狄龍(ティ・ロン)だった


狄龍は姜大衛の腕前を見抜き、その後何かと彼を励まし助ける。そして二人はやがて厚い友情で結ばれていく。

その後、狄龍の元へ虎威山荘の主・陳星と谷峰が主催する武術家の集まりへの招待状が届く。大侠である谷峰が虎威山荘と繋がっている事を不審に思った狄龍は、真相を究明するため招待に応じる事に。




これは姜大衛の時と同様狄龍を邪魔に思った谷峰の仕組んだ罠だった。出席者達の前で、虎威山荘の人間を襲ったとの濡れ衣を着せられた狄龍は谷峰の策略に気付き闘いを挑むが、二刀流破りの前に敗れ去る。そして致命傷を負ったところを陳星ら虎威山荘の面々の襲撃を受け惨殺されてしまう。この場面は残酷シーンとして有名なのだが、僕は初めて見た時何が起こったのか分かりませんでした(笑)


狄龍が死んだ事を知った姜大衛は怒りに震え復讐を決意。一度は捨てた刀を再び手にした姜大衛は勝負服の白装束に身を包み、単身谷峰の元へ乗り込んでいくのだった。


さぁ盛り上がってまいりました。この辺からの展開は何度観ても燃えます。


クライマックス・伝説の100人斬り





橋の上での壮絶バトル


個人的に好きなシーン

この時点でまだ乗り込んできたのが誰だか知らない谷峰が、手下の死体を見て「見事な切り口だ・・」と相手が只者ではないという事を悟る場面。


遂に谷峰との対決



オープンセットの効果抜群。美しい映像が印象的




姜大衛の剣と谷峰の三節棍がガッチリ噛み合った闘いは、思わず息を飲む名勝負


谷峰の鬼気迫る闘いぶりもイイ


果たして姜大衛は谷峰の二刀流破りを攻略できるのか?


とにかくクライマックスの100人斬りとラストバトルが凄まじく、姜大衛の復讐っぷりはまさに溜飲が下がる思いでした。その姜大衛、冒頭勢いに乗っている時の自信に満ちた表情、落ちぶれて暗い影を背負い悩む姿、そしてラスト・死を覚悟しつつ復讐に臨む悲壮感に溢れた表情と見事に演じきっており素晴らしいの一言。まさにハマリ役ですね。さて、もう一回観るか。
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少林拳対五遁忍術

 

五遁忍術/Five Element Ninjas/Chinese Super Ninjas
1982年作品

張徹後期の傑作。大のお気に入り作品なのでありますが、ようやく天映娯楽盤DVDがリリースされ狂喜していたところなんと国内盤が出るというではないか。まさかコレが出るとは思いもよらなかった。いやーめでたい!


冒頭、「本編に登場する忍者のコスチュームと武器は、すべて日本の歴史的文学(文献名らしいものが幾つか明記されているが・・)に基づいている」とのナレーションがある。真偽の程は不明だが、確かにこの作品に登場する忍者は他の功夫映画の忍者に比べ結構リアルっぽくて、使う武器や道具もカッコいい。



対立する二つの党派による決闘が始まろうとしていた。勝った方の党首が武術界を仕切ることを条件に、双方の代表達が闘いをスタート。程天賜・羅莽・龍天翔らが属する側が優勢で、相手方は助っ人として桑田という日本の侍を投入する。結構強い桑田さんだったが、羅莽との勝負に敗れ去る。そして、友人で“忍者之王”と呼ばれる達人・剣淵夢道なる人物に復讐を託した手紙を残しその場で切腹。その後、剣淵より挑戦状が届く。“五遁陣”なる戦術(金・木・水・火・土という五つのフォーメーション)を擁する忍者軍団との戦いが始まった。








火  五遁陣の前に次々やられていく仲間達


遂に姿を現した“忍者之王”剣淵夢道

扮するは陳惠敏(チャーリー・チャン)。堂々の存在感をみせている。『残酷復讐拳』の陳觀泰同様、ビッグネームの彼が強い悪役を演じる事によって作品も締まるし、比較的地味な善玉達との闘いがより緊迫感を増す。


剣淵は程天賜達の元へくの一・純子を送り込み、内部の事情を探らせる。そしてある夜、遂に攻撃の火蓋が切って落とされた。




圧倒的な兵力の前に、党首以下仲間達は全滅。羅莽はジュンコさんの色仕掛けに油断したところを“花下剣”なる技で致命傷を負わされながらも奮闘するが遂に力尽きる。

剣淵&忍者軍団がとにかく強く、「こんな連中にどうやって勝つんだ!?」と思わせる展開がイイ!やはり悪役は滅茶苦茶強いのが良いのです。


ただ一人生き残った程天賜、過去に日本に渡って忍術を身に付けたという老師に弟子入りし、打倒忍者の修行を開始する。共に修行に励む兄弟子は王力・朱客・余太平というナイスメンバー(笑)


修行を終え逞しくなった程天賜、剣淵の元へ出向き挑戦状を渡す。この時の程天賜と剣淵のやりとりが良い。

まずは兄弟子達と共に五遁陣との闘いへ






五遁陣を次々破っていく四人



いよいよ剣淵との最終決戦





裏に鋭いスパイク(強力!)を仕込んだ足袋を着用した剣淵。四人が蹴りと薙刀でズタズタにされていく姿はかなりスリリング。




剣淵の攻撃の前に追い詰められていく程天賜達。果たして、この強敵を相手に勝機はあるのか・・・?

出演者の顔ぶれを見ても、殆ど五毒映画と言っても良い感じで(羅莽も出てるし)、五毒の傑作達と比べても何ら遜色無い完成度です。もちろんアクションは折り紙つき。ラストバトルも陳惠敏のアクションが思いのほか素晴らしく、見応え十分で衝撃的決着も満足。個人的には後半、五毒作品でお馴染みの王力・朱客・余太平が大活躍するのが嬉しい。悪役が多い彼らが揃って善玉、そして頼もしい兄貴分として主人公の程天賜をサポートする役どころというのが最高でした♪
強いて難点を挙げれば、後半の修行~五遁陣との闘いの流れがやや駆け足過ぎる点で、この部分はもっとじっくり見たかった。特に、折角前半で物凄く強いという印象を植えつけた五遁陣を修行後いとも簡単に破っていくのは、かなり勿体無かったなぁ。

唐山五虎

 

唐山五虎/Five Superfighters
1979年作品

『実録ブルース・リーの死』 『出籠馬[馬留]』 『黒名單』等の羅馬監督ショウ・ブラザース作品。主演は当時の若手スター、呉元俊・恵天賜(オースティン・ワイ)・熊光(梁小熊)の三人。


左から熊光・恵天賜・呉元俊

猴拳高手の候朝聲と三人の弟子(呉元俊・恵天賜・熊光)は、腐った功夫を正す世直し行脚を続ける自称“地獄から来た男”・關東に因縁をつけられ勝負するが敗れ去る。すっかり意気消沈して寝込んでしまった師匠を見かねた三人は復讐を決意。一旦師匠の元を離れて各自腕を磨き六ヵ月後にまた集まることを約束して別れる。そして旅先でそれぞれ出会った達人の下で修行を開始するのだった。


熊光は、バレエ的な蹴りの名人で豆腐売りの女性・黄薇薇に足技を


呉元俊は、酒とギャンブル好きな身体障害者の老人・林輝煌に功夫を


恵天賜は寡黙な漁師・陸劍明から、“這手魚郎棍”なる棍術を習う

その頃、三人に逃げられたと思い込んだ候朝聲は悲しさで酒浸りになっていた。そして独りで酔っ払い剣術を開発する。

六ヵ月後、候朝聲の誕生日に戻ってきた三人。
行方をくらました事を責める師匠に「師匠怒らないで下さい、ビッグな誕生日プレゼントがあるんですよ」と告げる。場所を変え、茶店でお祝いをする四人。「ところで、わしにプレゼントがあると言っていたが?」「まぁまぁ、まずは飲みましょう」と勿体つけていると・・「お、プレゼントが来たぞ!」現れたのは關東であった。三人が挑戦状を出して呼び出したのだ。こうしてラストバトルがスタート。


敵役の關東












三人がそれぞれ修行の成果を見せるラストバトルは見応えあり




優勢だった三人だが、關東が槍を使い始めると一転劣勢に。「師匠、闘って下さい!」と促され遂に剣を手にする候朝聲。


酔剣で關東の槍と渡り合う候朝聲。弟子達も再び加勢し、遂にリベンジを果たした


結構良いですコレ。
大スターこそ出ていないが、主演の三人はそれぞれ個性を発揮し溌剌と演じていて気持ち良いし、脇を固める俳優達も地味ながら良い味を出している(個人的には陸劍明の人情味ある強面師匠っぷりが印象に残った)。ラストバトルは中々見応えがあって良かったし、正義側は誰も欠けずにハッピーエンドを迎えるのも良い感じ。作風も明るく、爽やかな良作といった印象。

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