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李三脚威震地獄門

 

李三脚威震地獄門/Dragon Lives Again
1977年作品

功夫スター史上最強の声も高い猛者・梁小龍(ブルース・リャン)。
ブルース・リーに勝るとも劣らない実力を持ちながら、名前のせいか世間ではリーのパチモン俳優に間違われる事が少なくない彼がどういう訳か(仕事無かったんだろか)本当にパチモン・リーをやってしまったのがこの作品。リーさんが地獄を舞台に大暴れするという奇想天外なストーリーで、『007』『夕陽のガンマン』『ゴッドファーザー』『座頭市』『獨臂刀』『ポパイ』ら地獄の住人達を相手にギャグと下ネタ満載のドタバタを繰り広げる超絶バカ映画です。李小龍を題材にした作品の中では色々な意味で最強クラスの一本と思われます。


版権無視のキャラ達が大集合するオープニング。まさに無法地帯

地獄の入り口“閻王殿”。その中に一人の男が横たわっていた。男の名はブルース・リー(表記は李真煩)。そこへ地獄の支配者・閻魔大王が登場し、地獄へ入る為の審査のようなものを始める。リーの持っていたヌンチャクを巡って一悶着あったが、とりあえず合格。こうして地獄での生活が始まったのでありました。




リーさんのメイクが・・・


リーの舎弟になるポパイ(曾志偉)とハックルベリー・フィン?(韓國材)


ギャンブル好きが高じて借金苦の獨臂刀(張力)の借金を肩代わりしてやり、「もう博打には手を出すなよ」と諭すリー兄貴。ちょ、ジミーさん・・なんちゅう設定だ(笑)

地獄の街で“精武門”をオープンし、舎弟達や街の人に功夫を教え始めるリー先生。そんなリーさんの噂を聞きつけ、街を牛耳るゴッドファーザーは手下のジェームズ・ボンド、クリント・イーストウッド、エクソシスト神父、座頭市、あとエマニエル夫人(笑)らにリー潰しを命じる。


座頭市と対決




技の名前(映画のタイトル)を連呼し合う(叫ぶ度にテロップが出てくる)のが面白い。



何故か『グリーン・ホーネット』カトーの扮装でショッカー戦闘員とバトル


愉快な人気者キャラ達を倒したリーさん、遂にボスとの対決へ

ボスのゴッドファーザーに扮するのは、『成龍拳』でジャッキーにこれでもかとばかりに連続後ろ回し蹴りを喰らわせていた、韓国のマッチョ系パワーキッカー・申一龍。強靱な肉体から力任せに繰り出す荒々しい蹴りは、他のテコンダー達とはまた違った迫力がある。




梁小龍vs申一龍というレアな対決が実現。バカ映画らしからぬド迫力バトルを展開する両者。ココだけ違う映画のようです。


激闘の末、秘技“精武指”が炸裂しリー先生の勝利


最後は閻魔大王withミイラ軍団との闘い。


舎弟達も助っ人に駆けつけ大乱闘になるが、最後はリーさんがハックルベリー?に手渡されたヌンチャクで閻魔様をボコる。

閻魔様を追い詰めたリーさん、命を助ける代わりに地上へ帰してもらう事に。ひとしきり仲間や街の人達との別れを惜しんだ後、閻魔様のパワーで空高く飛んでいくのだった。


「さ~よ~なら~」て東宝怪獣映画のラストみたいだな


後に『精武門』の陳真役を演じる事になる梁小龍が、こんなふざけた役なのに(笑)イキイキしてやっているのが良かった。リーさん同様傲慢ともいえるキャラの彼はこの手の役が合ってますね。しっかし・・よくもまぁせいぜいバラエティ番組のワンコーナー程度にしかならないであろうしょうもない企画で映画を一本作ってしまうところが信じられない(笑)。でもここまでバカな事を堂々とやられると、ある意味尊敬の念すら沸いてくる。僕は好きですコレ。
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七歩迷踪

 

七歩迷踪/Seven Steps Of Kung Fu/Kung Fu of Seven Steps
1979年作品

『少林拳対五遁忍術』等、張徹監督後期作品で活躍した程天賜主演の台湾作品。いかにもB級功夫片といった感じですが、これが中々面白い。全編に渡って実力派の面々による良質のクンフーアクションが楽しめる佳作です。

師匠・嘉凱のもとで修行の日々を送る程天賜、偶然街で金のメダルを拾うが、それは街を牛耳ろうとする悪党・常山に仕える五人の手下達がそれぞれ身に付けている物だった。そして師弟は、メダルを取り戻そうとする手下達とボスの常山に狙われる事となる・・・




茶店で食い逃げしようとしたチンピラを退治した程天賜、店の娘からお礼に食事を持ってきてもらったりしてイイ感じに。この飯がやけにウマそう。


師匠役の嘉凱。地味だけどめちゃめちゃ動けるし、いぶし銀的な良い俳優だなぁこの人。『神腿』での劉忠良の使用人役なんかも良かったです。


羅鋭との共演等でお馴染み台湾の実力派・常山演じる本作のラスボスは功夫映画の中でもお気に入りキャラの一人です。凄みのある悪役ぶりとパワフルなアクションに惹きつけられる。

カッチョいい決めポーズ(僕の中でこの作品といえばコレ!)



びよょ~ん


龍飛・金銘ら手下達に襲撃された嘉凱は重傷を追いながらもなんとか逃げ延びる。業を煮やした常山は改めて嘉凱・程天賜の抹殺を命令。来たる闘いに備え程天賜は嘉凱に、よりハードな修行を志願するのだった。




程天賜に、奥義“七歩迷踪”を伝授する嘉凱

修行後、手下達を一人一人片付けていく師弟。そして最後に残った龍飛を倒した嘉凱は遂に常山を追い詰める。






最後の闘いが始まった。両者一歩も引かない真っ向勝負を展開


程天賜が合流し、師弟で常山に立ち向かう。果たして勝負の行方は?





主役の程天賜の動きも勿論良いですが、とにかく常山と嘉凱が素晴らしいです。ラストの程天賜&嘉凱vs常山の激闘は見応え十分でこれだけでも観る価値あり。
2008年12月23日 | Comments(2) | Trackback(0) | 功夫

霎眼功夫



霎眼功夫/真假功夫/Instant Kung Fu Man
1977年作品

黄正利、劉忠良が出演しているコメディ功夫映画です。
主演は、『神腿鐵扇功』で黄先生のマジ蹴りを喰らって片目を腫らした痛々しい姿が印象的だった葉飛楊。武術指導は袁和平・袁祥仁・元奎が担当している。


主人公・葉飛楊は少林寺のボンクラ弟子。功夫の腕はからきしだが持ち前の知恵と悪運で、次々と降りかかるピンチをなんとか切り抜けて行く。そうこうしているうちに、世間は彼の事を功夫良だと勘違いし・・といったストーリー。


兄弟子役の劉忠良

お約束ポーズのジョンリュウさん。ゲスト出演ぽい感じで出番は多くないです

冒頭、劉忠良得意の連続右足(だけ)蹴りが炸裂って・・・おや?


あぁっ!? ジョンが左足で蹴った!(クララが立った的なイメージで)
これは珍しい。申し訳程度に出す事はあっても、ここまで続けて左足を使うのはあまり無い。


さて、弱いのに何故か“木人巷”に挑戦する事になった葉飛楊。こ、これは



『少林寺木人拳』そっくり!(BGM ミラクル・ガイ希望)

木人をぶち壊しながら難なく突破する葉飛楊。余りにあっさり出てきたので不審に思った高僧が見に行ってみると、木人の中身はシロアリに喰われボロボロに朽ちていた。内部から破壊するとは・・なんという知能犯よ。


実は葉飛楊には双子の兄(二役)がいて、スゴ腕の盗賊である兄は盗んだお宝をめぐって仲間割れした元相棒の黄正利と遺恨が続いている。


その黄センセ。『蛇拳』ぽい


練習風景


葉飛楊は蛇の動きをヒントに・・これも『蛇拳』ぽい


劉忠良vs黄正利



白熱バトルを繰り広げる二人だが、決着はつかず


ラストバトルは南拳北腿Ⅱラストと同じ場所

黄先生の前になす術無しの葉飛楊


そこへ黄先生を狙う盗賊兄登場(合成)




健闘した葉飛楊兄だったが、黄正利非情の連続攻撃を浴び死亡。残された弟葉飛楊の腕ではとても敵わず追い詰められていく。


しかし奥の手、本物の蛇を使っての蛇拳で逆転


ほぼ勝負が決した状況で突如乱入し、虫の息の黄先生をメッタ蹴りにする兄弟子劉忠良(空気読め)。もう出てこないと思ったら、アンタって人は・・・


袁和平繋がりなのか、かなりジャッキー映画を意識したようなシーンが出てくるのが面白い。アクションは袁兄弟の仕事にしては若干雑な気がしないでもないがそれなりに迫力はある。ジャッキーのいないモンキーシリーズと言ってもいいような楽しい作品です。
2008年12月18日 | Comments(0) | Trackback(0) | 黄正利

猪仔血涙

 

猪仔血涙/龍猛色變/Sun Dragon/A Hard Way To Die
1979年作品


荘泉利(ビリー・チョン)と、本格派黒人功夫スターのカール・スコットがアメリカ西部の雄大な自然を舞台に大暴れする快作です。

時は西部開拓時代。トラブルから故郷の中国を追われ、祖父の住むアリゾナへやって来たビリー。とりあえず友人の働く酒場に暫くやっかいになる事に。


賭け喧嘩自慢大会に出場。あっさり勝利し賞金をゲットするが、地元の悪党達との間に因縁が生まれてしまった。

一方、父親の経営する農場を手伝いながら平和に暮らしていたカールだったが、農場を狙ってやって来た三人の強盗犯ルイス・ネグリア、ジョセフ・ジェニングス、馬宗徳に家族を惨殺され、ただ一人逃げ延びるも重傷を負ってしまう。酒場の前で倒れている瀕死の状態のカールを発見したビリーは、急いで彼を中国人医師・クオの元へ運び込んだ。


クオ医師の手厚い治療と看護で一命を取り留めたカール。命の恩人であるビリーとの間に友情が芽生える。

回復したカール、功夫マスターでもあるクオ医師に弟子入りを志願する。「わしは功夫の師範ではなくただの医者。それに功夫など身に付けてもトラブルに巻き込まれるだけだ」と一度は断ったクオ医師だったが、カールの悲痛な訴えに心を動かされ遂に教える事に。


素晴らしい豹拳を披露するカール。欧米人の功夫アクションはどこか違和感があったり胡散臭かったりする事が多い気がしますが、この人の功夫は本物ですね。とにかくスピード・キレ共抜群。やはり我々とは生まれ持った身体能力が違う黒人が真剣にやれば東洋人は到底敵わないのだろうかと少々複雑な心境になったりします。


豹拳ポーズがやたらキマっている。まさに黒豹

天賦の才でメキメキ腕を上げ、いつしか師匠をも凌ぐ実力を身に付けたカール。親友となったビリーに、家族を殺した相手へ復讐に向かうためこの場所を離れる事を打ち明ける。ビリーは協力を申し出るが、「NO、これはリベンジ。自分の手でやるんだ」と力強く言い切った。
その頃、ビリーに賞金を持っていかれた地元の悪党が雇った刺客・ジョセフ(カールの仇・強盗三人衆の一人)がビリー不在の酒場を襲撃、ビリーの友人とマスターを殺害。ビリーは怒りに燃え復讐を誓う。こうしてビリーとカールは、奇しくもそれぞれが同じ仇を追う事となった。






良質のファイトシーンが続く。黒人スターに多いフルコン空手系ではない本格派功夫のカールと、逆に空手スタイルを用いるビリーの対比が中々面白いです。



ビリーはジョセフを、カールは馬宗徳をそれぞれ倒し、最後の敵ルイスとの闘いが始まった。鐵布衫(気功で鋼鉄の体になるアレ)を身に付けているルイスには打撃が通用しない。








鐵布衫の前に苦戦する二人だったが、師匠であるクオ医師の言葉を思い出したカールは弱点に気付く。そして合体攻撃で遂にルイスを倒す。


復讐を果たし去ってゆく二人。良い画だ


本作で強く印象に残ったのがカール・スコットの素晴らしい動き。修行シーンでの豹拳や、大人数の敵相手の場面で見せたスピード感溢れるキレキレのクンフー・アクションは圧巻でした。勿論荘泉利も相変わらずの綺麗な蹴りと小気味良い動きで魅せてくれます。大掛かりなアメリカ西部ロケも効果抜群だしビリーとカールの友情物語も爽やかで、普通の功夫映画とは一味違った感じが楽しめる一本です。
2008年12月15日 | Comments(0) | Trackback(0) | 功夫

山東の女水売り



山東の女水売り/7 Star Grand Mantis/The Woman Water-seller in Sandong
1983年作品

前回レビューの『山東の水売り』(82)に続いて83年に製作された続編もしくは姉妹作。前作に続き、徐炳憲(ベニー・ツイ)と韓鷹(イーグル・ハン)のアホ師弟が活躍するコメディ功夫。本作はそのコメディ部分が更に強調され、バカ映画度が飛躍的にアップしている。これでもかとばかりに繰り広げられるアホなシーンの数々に、当時の劇場は抱腹絶倒となっていたのかどうかは定かでない。


今回もほのぼの師匠役が良い感じの韓鷹と、その弟子ベニーさん

村の豚運び競争に出場した徐炳憲、韓鷹爺さんの助けで見事優勝し賞金をゲット。意気投合し行動を共にする二人、ひょんな事から水売りの娘(ソン・ジョンア)と知り合い仕事を手伝う事に。


湖で水を汲んでいるとチンピラ達が因縁をつけてきた。「ここはワシらの場所だ」と嫌がらせに桶の水を奪って飲み始めると、徐炳憲と水売り娘も対抗して一気飲み!

飲んでる時の効果音が凄い


ビヨ~ン ビヨョ~ン べヨョヨ~~ン

ビ~~ン ブイィィ~ン ブイィィ~~~ン

くだらね~(笑)不覚にも笑ってしまった。あ!これ着音に・・やめとこう


桶の水を飲み干した二人は妊婦さんのような腹に。毒霧攻撃


水売り娘ジョンア嬢の奮戦でチンピラ共を撃退


もう一丁アホシーン

韓鷹銅人(笑)


気を取り直して・・
本作でも切れ味抜群の功夫アクションを披露する韓鷹



このシーンは中々良いバトルなのだが、度々同じ場面が使い回しで繰り返し出てきてゲンナリ。


ラストバトル

長年自分を狙っていた悪のボス(前作のラスボスと同じ人)&手下の権成榮と闘う韓鷹。ピンチに陥ったところへ徐炳憲と水売り娘が駆けつける。


ラスボスに池へ蹴り落とされる二人



溺死?


と思いきや、なんと池の水を飲み干してしまう
そして、飲んだ水を噴射して攻撃!


放射能火炎・・ではなく水です


ホース見えそう。なんちゅう画だ(笑)


一斉放水を受けるラスボス。これは強烈だ


てな感じで、とにかく笑わせてやろうという意向とは裏腹に、出てくるのは失笑ばかり・・。笑いに力を入れた分アクションは『山東の水売り』よりパワーダウンしており、見事な足技を披露していた徐炳憲も本作ではほとんど見せ場なし。ただ、韓鷹は相変わらず素晴らしい動きを見せており、癒し系ナイスキャラと相まってまさに「良い仕事してますね~」
2008年12月09日 | Comments(2) | Trackback(0) | 韓国作品

山東の水売り

 

山東の水売り/Incredible Shaolin Thunderkick/Water Retailer of Shandong
1982年作品

『師兄師弟』で黄正利と激闘を演じた、徐炳憲(ベニー・ツイ)主演の韓国製コメディ功夫。10年前に父親を殺された水売りの青年が功夫の達人である酔いどれ老人の弟子になり、修行の末復讐を果たすというストーリー。コメディ部分はかなーりユルイ出来で辛いがアクションは良く出来ていて、出演者の殆どが無名ながら皆結構良い動きで楽しませてくれる。


主演の徐炳憲。この人、前半は締まりのない笑顔でヘラヘラヘラヘラしているが、後半になると突如豹変し別人のような険しい(半ばイッちゃってる)表情で猛烈アクションを見せるのが特徴。スラっとした体型から繰り出すムチのような蹴りは見事。


師匠役はイーグル・ハンこと韓鷹(本作では金英一名義)


本作では珍しく飲んだくれ爺さんをユーモラスに演じている。いつもの冷徹な悪役ぶりとは打って変わって親しみ易いキャラで良い味出してます。芸の幅が広いねぇ。


そして武術指導も兼任、自らも素晴らしい功夫アクションを披露。“功夫”という点では韓国クンフースターNo.1と言っても過言ではないと思います。


ジャッキー映画風の修行



修行が進むにつれ徐炳憲の動きが段々良くなっていくところなんか結構イイ


後半に入り、ベニーさんスイッチ入りました。段々目が据わってきて・・
ここからは「怒」モードでお送りします。


切れ味鋭い足技が炸裂



見事なローリング・ソバット


ラスボス(名前ワカラン)との闘い







韓国功夫映画によく出てくる場所(必ず落ちる)


中々白熱したバトルが続き、形勢不利に陥るベニーさん。そこへ突然知らない水売りのオッサンがノコノコと通り掛かる。ラストバトル中に全く関係ないオッサンって・・・前代未聞じゃねーか?そこでベニーさんラスボスに一言。

「ちょっと水飲んでいいか?」

・・・なんか変な流れになってきたぞ。笑うとこかコレ?呆れて失笑するラスボス。そしてベニーさん、桶の水を一気飲み!(二杯)


何故か酔拳のような足どり(飲んだのは水です)でラスボスに迫ると、いきなり桶を振り回して攻撃!意味分から~ん

最後は、桶で殴ってからの飛び蹴りという殺人フルコースで見事勝利したベニー。途中までは結構良い闘いだったのに・・これ、駄目だろ。
2008年12月05日 | Comments(1) | Trackback(0) | 韓国作品
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