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盲龍唖虎

 

盲龍唖虎/Warrior Of Kung Fu/Fierce Dragon
1979年作品


カサノバ・ウォンが盲目の武術家を演じている異色の韓国作品です。幼い頃、悪人の金珠に父親を殺害され、自らも目を潰されて盲目となってしまったカサノバが生き別れになっていた弟と再会し、共に敵を討つというストーリー。


カサノバの弟役・郭武星。こちらは口がきけない。金珠にノドを潰されたような描写があったが声を出す事はできて、「アオォ~ン」と狼のように月に向かって吠えたりします。



仇役の金珠。今回も溢れんばかりの目ヂカラでございます





初めは兄弟である事を知らずに対立するカサノバと郭武星。二人の対決シーンは中盤の見せ場


ようやくお互いが生き別れた兄弟だと気付き、再会を喜び合う二人


「わが弟よ━━!!」


「アオォ~~~ン!」


・・・・・・・・・・・。

感動シーンのはずなのだが・・なんかシュールな映像になっちゃってます。


クライマックスは雪原での戦い





雪で足元がやわらかくなっているという事もあって、皆跳んだり跳ねたり転がったり。まるで雪の校庭ではしゃぎ回る子供達のようだ(笑)

ラスボス金珠が登場









苦戦するカサノバの元へ郭武星が助っ人に駆けつけた




兄弟パワーで遂に復讐を果たす


主人公カサノバの座頭市を意識したようなキャラがちょっと中途半端で、“とりあえず目をつぶってみました”で終わってしまっているのが残念。しかしスピーディーな立ち回りはさすがの出来で楽しめました。印象に残ったのが郭武星で、野生児っぽいキャラが結構ハマっており存在感を見せてます。アクションも、キレはそれほど感じられないものの中々。この作品を見るまでは、キャラが弱くパッとしないという印象を持ってましたが、本作での活躍は嬉しい誤算?といった感じでした。
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飛狐外傳

 

飛狐外傳/Legend Of The Fox
1980年作品

金庸原作の武侠小説をショウ・ブラザース製作、張徹監督で映画化した作品。主演に錢小豪、五毒メンバーの郭追・鹿峰・江生。約二時間の大作であります。


それは激しい雨の日の事。主人公・錢小豪(右)と叔父の黎友興(左)は、ある屋敷で雨宿りをさせてもらっていた。そこへ盗賊団を率いる余太平、江生と妻の楚湘雲、幼い子供を連れた郭追という面々が相次いで雨宿りにやってくる。その様子を見て驚愕の表情を浮かべる黎友興。その場に緊張感が走る。彼らの間には因縁があり、錢小豪の今は亡き両親の死にも関わっているという。そのいきさつを良く知る人物である黎友興は、18年前のある出来事について静かに語り始めた。

ストーリーテラー的役割の黎友興がそれぞれの過去を錢小豪に話して聞かせる形で進み、江生・郭追達の間にいったい何があったのか?そして、これからの展開はどうなる?と思わず引き込まれる秀逸なオープニングです。


本作では悪党の江生(左)と、“金面佛/Golden Face Budda”の異名を取る無敵の男・郭追(右)

回想シーンへ

18年前、黎友興は客棧で働いていた。そこへ錢小豪の父で凄腕の剣士・鹿峰が身重の妻・潘冰嫦を連れてやって来る。産気づく潘冰嫦を、当時町医者だった余太平が介助し無事出産。客棧内では祝宴が催される。

その夜、鹿峰の元へ郭追が弟分の江生らと共に挑戦に現れる。
なんかこの辺からややこしくて理解困難に・・・


祝宴を終えた翌日、鹿峰は郭追の挑戦を受ける。素晴らしい刀術戦を繰り広げる五毒の二人




二人の腕は全くの互角。夜が更けても決着がつかず、勝負は翌日に持ち越しに。いつしか二人は互いを認め合い友情が芽生える。それを良く思わない江生は余太平を使い、二人の刀に毒を塗らせる。あくる日、再び戦いを始める鹿峰と郭追。またも互角の戦いになるが、郭追の刀が鹿峰の腕をかすめ、毒にやられた鹿峰はあえなく死亡。妻の潘冰嫦も後を追い自害してしまう。「残った子供も殺してしまえ」と余太平に命じる江生。しかし、すんでのところで黎友興が救い出し逃走。追ってきた江生に片腕を切り落とされながらもなんとか逃げ延びる。で、回想シーン終了。



盗賊団と屋敷の住人達との間で乱闘が始まる。錢小豪も加わり、父の仇の一人である余太平に闘いを挑む。見事な刀さばきで勝利した錢小豪は、既に屋敷から立ち去っていた郭追の行方を捜しに向かう。その郭追、江生の策略で手紙にふりかけられた毒を目に受け盲目状態に。江生の手下達の襲撃を受けたところを錢小豪に助けられる。

郭追「若者、お前の名は?」
錢小豪「友を助けるのに名前は重要ではない」
郭追「好!この郭追には生涯の友が二人いる。一人は大侠・鹿峰。もう一人は名も知らぬお前だ」(テキトー訳)

てな感じの中々カッコいいやりとりがあったりします。


郭追の命を狙い再び襲ってきた江生に戦いを挑む錢小豪だったが、ここでは決着つかず


錢小豪が探してきた毒と薬の専門家・黄敏儀に目の治療を受ける郭追


クライマックス。両親の墓の前に佇む錢小豪の前に江生が現れる。

「鹿峰家の刀術を使い、今こうして鹿峰の墓の前にいる・・お前はいったい何者だ?」
「俺は大侠・鹿峰の息子、錢小豪だ!」

かくしてラストバトルは始まった。






王力と譚鎮渡という五毒作品お馴染みの二人を投入する江生。3対1の苦しい戦いになる


そこへ目が治った郭追が颯爽と登場!うわ、カッコいいではないか。それにしてもこの人は毎回オイシイ役だね~。


「郭追伯父さん!目は大丈夫ですか?」
「伯父さんだと!?・・・・・お前は鹿峰の息子だったのか!」

盛り上がってまいりました。




ここでもスピーディな刀術戦が堪能できる



江生を倒した郭追は錢小豪に「両親の敵を討つのだ!」と、とどめを促す。そして本懐を遂げた錢小豪は、郭追の前に跪き感謝の意を表すのだった。


僕は原作を未読なのですが十分楽しめました。原作を知らない分、余計な先入観の無い状態で観たのが良かったのかもしれないですね。ただ武侠モノ特有のややこしさがあり、しっかり内容を理解しようとして観るとちょっと厳しい面もあります。それでも登場人物達のキャラは良いしアクションも流石の出来ということで、あまり深く考えずに画面を追う分にはかなり面白いので気に入ってます。国内盤の発売を是非お願いしたい一本です。
2009年02月25日 | Comments(0) | Trackback(0) | 五毒関連

猿拳

 

猿拳/Fist Of Golden Monkey/Martial Arts for Revenge
1980年作品

鄭眞化(エルトン・チョン)主演の韓国作品。例によってストーリーらしいストーリーは存在していないような感じで、あくまで見物は次々と繰り出されるバトルシーンと言ってよいかと。


主演のエルトンさん(本作は鄭武烈名義)。相変わらずテンションの高いアクションを見せてます


冒頭から韓鷹率いる悪党軍団にボコられまくるエルトン。功夫の達人である山羊飼いの老人(権成榮?)に助けられ弟子になるが、その老人も韓鷹軍に殺されてしまう。

本作の見どころは、敵方が結構強力なヒールユニットを結成している点。鶴拳を使う韓鷹、龍拳の張莽、足技の朴鍾国、ムチ使いの金明兒、酔いどれ怪力の鞠禎煥、目力の凄い金珠という韓国クンフー映画ではお馴染みの面々が集う軍団はそれなりに贅沢で、エルトン一人で対するのは辛かろうと思わされます。






武術指導兼任のイーグル・ハンこと韓鷹(金英一)。この人が武術指導した作品は、テコンドーオンリーではなく結構ちゃんとした功夫アクションが見られますね。


クールな金明兒嬢、今回は悪役。結構オキニなのですが英語吹き替えの声がいつもオバサンぽいのが難点。


ゴールデン・ハーベスト作品『北地虎』の卜千軍こと朴鍾国。『腹拳』でも披露していた伸びやかで綺麗な蹴りが印象的。出演作は少ないようですが、もっと見てみたいと思わせる足技ファイターの一人です。



蟹と蛇が闘っている場面に遭遇したエルトン(またそのパターンか)、蟹が強靱な爪で蛇を仕留めたのをヒントにカニ拳を開発。なるほど、カニ拳ねぇ・・って、ちょっと待てー!

この作品のタイトル 『 猿 拳 』 だろよ!?

欧米タイトルも“Fist Of Golden Monkey ” ですが。

猿拳なんて全然出てこないではないか。
まぁ、良くある事と言っちゃそれまでだが・・なんだかなぁ。




蟹の持つ硬い爪の攻撃を会得するため、指と手を徹底的に鍛える訓練


カニ拳を完成させたエルトン、韓鷹軍との決戦へ







ひたすらバトルするエルトン。金珠、鞠禎煥、金明兒、朴鍾国、張莽を連破。朴鍾国戦と張莽戦は結構良い。

最後の敵・韓鷹との激闘








全体的にアクションは結構良い出来です。vs 韓鷹軍・六番勝負は中々見応えがあって面白かった。悪役陣もそれぞれ個性を発揮しているし、エルトンのカニ拳もユーモラスかつ爪の破壊力も感じさせ中々の完成度。ダレずに見られる意外な良作と言えそう。

蛇猫鶴混形拳



蛇猫鶴混形拳/Lackey and the Lady Tiger
1980年作品

マースこと火星の珍しい主演作です。呉思遠製作、もう一つの『スネーキーモンキー蛇拳』と言ってもいいような作品で、出演者・ロケ地等かなりかぶってます。

主演の火星

多数の功夫映画に脇役出演し、後に成家班に加入。ジャッキーブーム当時は“ジャッキー映画にいつも出てくる良い味出してる人”といった感じで日本でも結構知名度があったように思います。


酒樓のしがない下働き・火星はいつも周りから怒鳴られてばかり。ある日、街でトラブルに巻き込まれたところを男装した娘・恬妞に助けてもらい意気投合する。


もう一人の主役、恬妞(ティエン・ニウ)。中々イキの良いアクションを披露してます


ニウ嬢は蛇鶴拳の使い手で、火星は彼女に功夫を教えてもらう事に





ニウ嬢の祖父で棍術の名人・石堅とも仲良くなった火星、釣りの動きを取り入れた技を習う。



その石堅の命を狙っているのが黄正利。10年前、自分を刑務所へ送った相手である石堅に復讐する機会を独房の中でずっと待っていたのだ。


ようやく出所し、石堅の元へ向かおうとする黄先生を姉の林瑛が必死に制止しバトルに。バレエスタイルの林瑛と足技合戦になるが、黄先生は姉の足をへし折ってしまう。そこへ通り掛かった火星が林瑛を助けようと戦いを挑むが、黄先生の繰り出す投げ技の前に敗北を喫す。


林瑛から「弟の功夫は柔道の投げを取り入れている。破る為には猫に教わりなさい」とのアドバイスを受けた火星は、空中に放り投げられた猫が回転しながら着地する動きにヒントを受け、特訓を開始する。


遂に石堅の元へやってきた黄正利、怨敵に復讐を挑む

黄先生と堂々渡り合う石堅。アクションらしいアクションはあまり見た事が無かったが、機敏な動きに驚いた。


が、歳には勝てず次第に追い詰められピンチに


そこへ火星が登場。最後の闘いが始まった


『酔拳』の鉄心ぽい黄先生





前回敗れた投げ技

にゃんこ先生に習った技で見事着地!


途中からニウ嬢も加勢し激闘を展開






お約束の三段蹴り炸裂

火星と黄正利の一騎打ちは本家『蛇拳』に勝るとも劣らない好勝負だし、途中ニウが加わり息の合った攻撃で黄先生に立ち向かっていく様子も見応えがあって二度おいしい。かなり完成度の高いラストバトルです。




個人的にコメディ功夫映画の中ではトップクラスと言ってもいい良作だと思います。それにしても火星イイなぁ。バネのあるアクロバットを織り交ぜたダイナミックなクンフーアクションは素晴らしく、ジャッキーをも凌ぐのではないかと思わせる場面も。願わくばもっと主演作が観たかった。確かに主役には向かないルックスかもしれないが、親しみ易いナイスキャラだしこの手の映画には合っているような気もするんだけどねぇ。とにかくこんなに良いアクションできるのに勿体無い。
2009年02月07日 | Comments(0) | Trackback(0) | 黄正利
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