スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--年--月--日 | スポンサー広告

猪仔血涙

 

猪仔血涙/龍猛色變/Sun Dragon/A Hard Way To Die
1979年作品


荘泉利(ビリー・チョン)と、本格派黒人功夫スターのカール・スコットがアメリカ西部の雄大な自然を舞台に大暴れする快作です。

時は西部開拓時代。トラブルから故郷の中国を追われ、祖父の住むアリゾナへやって来たビリー。とりあえず友人の働く酒場に暫くやっかいになる事に。


賭け喧嘩自慢大会に出場。あっさり勝利し賞金をゲットするが、地元の悪党達との間に因縁が生まれてしまった。

一方、父親の経営する農場を手伝いながら平和に暮らしていたカールだったが、農場を狙ってやって来た三人の強盗犯ルイス・ネグリア、ジョセフ・ジェニングス、馬宗徳に家族を惨殺され、ただ一人逃げ延びるも重傷を負ってしまう。酒場の前で倒れている瀕死の状態のカールを発見したビリーは、急いで彼を中国人医師・クオの元へ運び込んだ。


クオ医師の手厚い治療と看護で一命を取り留めたカール。命の恩人であるビリーとの間に友情が芽生える。

回復したカール、功夫マスターでもあるクオ医師に弟子入りを志願する。「わしは功夫の師範ではなくただの医者。それに功夫など身に付けてもトラブルに巻き込まれるだけだ」と一度は断ったクオ医師だったが、カールの悲痛な訴えに心を動かされ遂に教える事に。


素晴らしい豹拳を披露するカール。欧米人の功夫アクションはどこか違和感があったり胡散臭かったりする事が多い気がしますが、この人の功夫は本物ですね。とにかくスピード・キレ共抜群。やはり我々とは生まれ持った身体能力が違う黒人が真剣にやれば東洋人は到底敵わないのだろうかと少々複雑な心境になったりします。


豹拳ポーズがやたらキマっている。まさに黒豹

天賦の才でメキメキ腕を上げ、いつしか師匠をも凌ぐ実力を身に付けたカール。親友となったビリーに、家族を殺した相手へ復讐に向かうためこの場所を離れる事を打ち明ける。ビリーは協力を申し出るが、「NO、これはリベンジ。自分の手でやるんだ」と力強く言い切った。
その頃、ビリーに賞金を持っていかれた地元の悪党が雇った刺客・ジョセフ(カールの仇・強盗三人衆の一人)がビリー不在の酒場を襲撃、ビリーの友人とマスターを殺害。ビリーは怒りに燃え復讐を誓う。こうしてビリーとカールは、奇しくもそれぞれが同じ仇を追う事となった。






良質のファイトシーンが続く。黒人スターに多いフルコン空手系ではない本格派功夫のカールと、逆に空手スタイルを用いるビリーの対比が中々面白いです。



ビリーはジョセフを、カールは馬宗徳をそれぞれ倒し、最後の敵ルイスとの闘いが始まった。鐵布衫(気功で鋼鉄の体になるアレ)を身に付けているルイスには打撃が通用しない。








鐵布衫の前に苦戦する二人だったが、師匠であるクオ医師の言葉を思い出したカールは弱点に気付く。そして合体攻撃で遂にルイスを倒す。


復讐を果たし去ってゆく二人。良い画だ


本作で強く印象に残ったのがカール・スコットの素晴らしい動き。修行シーンでの豹拳や、大人数の敵相手の場面で見せたスピード感溢れるキレキレのクンフー・アクションは圧巻でした。勿論荘泉利も相変わらずの綺麗な蹴りと小気味良い動きで魅せてくれます。大掛かりなアメリカ西部ロケも効果抜群だしビリーとカールの友情物語も爽やかで、普通の功夫映画とは一味違った感じが楽しめる一本です。
2008年12月15日 | Comments(0) | Trackback(0) | 功夫
コメント

管理者だけに表示する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。