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血海螳螂仇

 

血海螳螂仇/Mantis Fists and Tiger Claws of Shaolin
1977年作品

協利電影製作による大怪作にして傑作であります。
主人公が、数奇な運命の下に生まれたヒロインとの出会いから連続猟奇殺人事件に巻き込まれていくというホラー・サスペンス的要素の強い異色功夫片で、色々な意味であっと驚く仰天のクライマックスが用意されています。主演は協利電影を代表するスターの一人で、成家班でも活躍した張午郎。敵のボスに扮するのは、おなじみ石天。どこか憎めない小悪党役が多い彼ですが、本作では非常に珍しいボスキャラを堂々演じてます。

ある町へやってきた旅の男・張午郎。立ち寄った食堂で、何禮男ら地元のゴロツキ達に嫌がらせを受けている店主と娘の賽祝娟を助ける。張午郎が立ち去った後、原っぱへ散歩に出かけた賽祝娟だったが帰り道に何禮男らと出くわしレイプされてしまう。その直後に何禮男らは森の中で全員謎の死を遂げた。何禮男の父で町を仕切る悪党の石天は、張午郎が犯人と疑い命を狙う。その後、賽祝娟は石天の次男にもレイプされ(ひでぇ)、その次男も直後に森の中で無残な死体となって発見された。そして張午郎は石天との決闘に臨むが、一方その頃 残った三男の山怪が賽祝娟嬢をレイプ!(おいおい・・)。事を終えくつろぐ山怪を襲ったのは、緑色の怪物だった。


冒頭、カマキリの生態を紹介する教育ビデオ風アニメが流れ、雌は交尾の後に相手の雄を食い殺してしまうという特異な習性について説明します。この事が物語に大きく関わってくる重要事項なのだということを匂わす秀逸なオープニング。


主演の張午郎

どこか影のある主人公を好演。短刀をクルクル回すポーズが決まってます。



られまくりの賽祝娟嬢。功夫映画の中でも稀に見る悲惨なヒロインですが、なんかイイ。



かなり珍しいボスキャラの石天さん、僕は初めて見ました。
珍しく槍術や功夫等たっぷりアクションを披露しており、これが中々どうして見事な動きなのです。



賽祝娟嬢を犯した相手は、皆謎の変死を遂げる。



ユニークだったのが山怪の必殺技。鋭い刃を沢山付けた甲羅を背負っており、
背面アタックで相手ズタズタというエゲつないバカ攻撃。



その山怪、巨大カマキリに襲われ死亡。このシーン、B級モンスター映画風で良い味出してます。あえてカマキリの腕だけを見せる事によって、観る人の想像を掻き立てる効果があるしアラも見えにくいという上手いやり方です。



張午郎vs石天の一騎打ちは白熱した好勝負。
張午郎の攻撃をヒラりヒラリとかわしまくる石天さんがいつになくカッコいいっす(笑)


作品の性質上、功夫はオマケ的になってもおかしくないのに、手を抜く事無く工夫を凝らした見事な功夫アクションを見せることで、単なるキワモノ映画とは一線を画した良作になったという印象。


バトル後半 張午郎は短刀、石天は槍をそれぞれ手にしてのウエポン戦へ。

そして激闘の末に石天を倒した張午郎は、可哀相な賽祝娟嬢と結婚することに。しかし、賽祝娟には驚くべき秘密が隠されていた・・・結婚式の夜、賽祝娟家を古くから知る人間が賽祝娟出生時の忌まわしい出来事を回想する。ある日、身重である賽祝娟の母が森で昼寝をしていると一匹のカマキリが体内へ侵入してしまった。母は激しく苦しみ続け、やっとの思いで賽祝娟を出産。すると、生まれた賽祝娟の体内から出てきたのはカマキリの死体だった。

実はこの作品、最後に真のラストバトル・張午郎vsカマキリ怪人戦が控えているのですが、個人的には蛇足だったと思います。ここで遂に全貌を現す巨大カマキリ、これが思わず絶句モノの酷いビジュアルでして(あえてキャプ自粛)。もう少しなんとかならなかったんだろか?山怪を襲った場面では良い見せ方してたのに・・つか普通に功夫バトルすんなよカマキリが(笑)おまけに結構キレのある動きしてやんの。こんなんではなく、ホラー映画的な終わり方にすればよかったのではと思うのですが、あくまで功夫片でなければという事なのか・・この辺は賛否あるでしょうねぇ。
2009年05月04日 | Comments(8) | Trackback(0) | 功夫
コメント
はじめまして!!
管理人様、はじめまして。アレクサンダーと申します。

私も功夫映画が好きで、こちらのブログを拝見させていただきました。
この『血海螳螂仇』は珍しく石天さんが強い役を演じていて驚かされましたし、化けたカマキリがまんま蟷螂拳使いで思わず吹きました。
それと、張力は全く存在感がありませんでしたね。

と、ダラダラと書いて申し訳ありませんがこれからも頑張ってください。楽しみにしております。

長文失礼致しました。
アレクサンダー URL 2009年05月05日 22:56:15 編集
はじめまして
■ アレクサンダーさん

はじめまして。ご訪問ありがとうございます。
僕もアレクサンダーさんのブログはいつも拝見させて頂いてます。
更新楽しみにしてますので、今後とも宜しくお願いします。

やはりこの作品は、石天さんのボスキャラが大きな見どころの一つですね。
カマキリが普通に功夫(やっぱり蟷螂拳)使うのには僕も吹きました。
張力に関しては、記事の中で一応触れとこうと思ったんですが、やっぱり
カットしてしまいました(笑)
might URL 2009年05月06日 01:08:02 編集
こんにちは
拙ブログをご覧になられたのですか。ありがとうございます。
思った事をブチ撒く駄文レビューばかりですが、こちらこそよろしくお願い致します。

それとあの、いきなりで申し訳ありませんがもしよろしければ相互リンクをお願いしたいのですが。
いかがでしょうか?
アレクサンダー URL 2009年05月06日 13:38:28 編集
どうもです。
■ アレクサンダーさん

相互リンクの件ですが、こんなテキトーな事ばかり書いているアホブログでよければこちらこそお願いします。では早速リンクさせて頂きますね。
might URL 2009年05月06日 18:58:24 編集
ありがとうございます。
相互リンクの件、大変ありがとうごさいます。
では、こちらもリンクさせて頂きます。

それでは。
アレクサンダー URL 2009年05月06日 23:16:03 編集
どうもです。
......私のブログこそ、中国のウイグル自治区もビックリ(笑)の辺境サイトである事がお分かり頂けたかと思います。
画像の無断使用を、事後報告ながら、どうかお許しください。
Mightさまは確か以前、何宗道主演のニセ李小龍電影(とゆーには、あまりにもご遺族に申し訳ない)"In New Guinea"を告発されていましたが、あれは最高でした(笑)。
アレクサンダーさま同様、私もぜひ交流をお願いしたいのです。
いろいろとご説明したい事情もありますので、差し支えありませんでしたら、メールを賜りましたら幸いです。
また、ウルボさまとは、もしや懐かしの韓流明星(笑)・唐龍こと金泰中氏およびカサノヴァ・ウォンこと王虎氏の近影を、日本語でネット上に公開くださり、我われ三流活動影迷(笑)を喜ばせていただいたかたでしょうか!?
......数年前、黄王達師父ご来日の際も、イマイチ盛り上がりには欠けたとは伝聞しますが、こうして我われは我われなりのユニバースの輪がある事は、たいへん素晴らしいかと存じます。拝
庖丁人・裏平 URL 2009年05月06日 23:21:01 編集
間違いました!
黄"加"達師父でした。
庖丁人・裏平 URL 2009年05月06日 23:26:44 編集
こんばんは。
■ 庖丁人・裏平さん

ブログ拝見させて頂きましたが、アジアを又にかけたディープな内容で面白いですねー。またお邪魔しますので宜しくお願いします。
“~New Guinea”の駄レビュー見て頂いてありがとうございます。あれはホントご遺族になんと言ってお詫びしたらよいやら・・というトンデモ映画でしたねぇ。
カーター師匠は、「これまた何で来ちゃったの?」といった感じの唐突な来日だったような記憶が(笑)
might URL 2009年05月07日 20:05:10 編集

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